2011.10.2.谷川岳・一の倉沢・衝立岩ダイレクトカンテ・3ピッチ目終了点にて。


  

加圧トレーニングと私

私が加圧トレーニングに出会ったのは、2002年の秋の事だった。当時私はロードレーサーとMTBで近く
の峠を走り回っていた。 冬の間は殆どオフであったが、春先になって自転車で峠を走ると、みるみる大腿
四頭筋が肥大するはずだったが、65歳を過ぎるとちょっと様子が変わってきていた。
いくら走っても大腿四頭筋が張ってこない。 「困った!何か良いトレーニング法はないものか?」そんな事
を考えていた矢先に、スポーツ用品メーカーのフェニックスから、加圧スポーツウエアを発売する旨の案内
があり「加圧って一体なんだ」と思いながら、とにかく話を聞いてみないと分からないので、指定された日時
に会場に行ってみました。 これが加圧トレーニングと私の運命の出会いでした。 加圧トレーニングを発明
した「佐藤義昭先生」と、加圧トレーニングを学者として初めて研究した東京大学大学院の「石井直方教授」
の話を聞いて、その後、加圧トレーニングを体験する事が出来て、これこそが今の私にとって最良のトレー
ニング法だと直感しました。 家に帰って二階に上がる時、何だこの体の軽さは?これで私の加圧トレーニ
ングへの思いは確信に変わりました。 一日も早く加圧トレーニングをやりたい思いに、矢も盾もたまらず、
佐藤先生に連絡をとって、サトウスポーツプラザに飛んで行きました。
 その後、2003年5月に加圧トレーニ
ング指導者を取得、12月、加圧トレーニング統括指導者を取得。 その後、統括指導者は医師のみと云こ
とに制度が変わったため、現在は准統括指導者です。 それより何より私が加圧トレーニングとめぐり会え
て良かったと思うのは、私の体の革命的変化です。2003年5月に資格を取得してからと言うものは、当時
加圧トレーニングを知る人は少なく、小さな地方都市では殆ど商売になりませんでした。 一年くらいは殆
ど私自身のトレーニングに明け暮れていました。 そうしているうちに70歳を目前に低下していた体力が、
みるみるパワーアップしました。 このパワーを何かで表現しないともったいないと思い、いろいろ考えた末
に「若い時に登れなかった難しい岩壁を登ろう」。 そう決心した私は、知人から紹介してもらった「国際山
岳ガイド・長岡健一」さんに、クライミングをゼロから勉強しなおしたいとお願いしました。 2005年、ちょうど
70歳のときでした。 その後、榛名山麓の黒岩と言うクライミングのゲレンデで講習を受けました。 その結
果、翌2006年9月に前穂高岳北尾根屏風岩東稜を登ることに成功しました。 その後、谷川岳・一の倉沢
衝立岩ダイレクトカンテを目指しました。 途中、いろいろな紆余曲折はありましたが、2011年10月2日(日)
一日だけの好天に恵まれて登攀に成功した次第です。 70歳で描いた夢が、76歳で叶えられました。 
思えば、67歳で加圧トレーニングに出会って、加圧トレーニングを実行することで、筋力を取り戻してからこ
の計画を思い立ち、6年もの間、このモチベーションを維持できたことは、身体能力の裏付けがなければ
あり得ないことでしたが、加圧トレーニングは見事にそれを可能にしてくれました。 私の夢はこれで終わ
ったわけではありません。 これからも加圧トレーニングを続けて、この活動を通じて加圧トレーニングの普
及発展の為に貢献できれば幸いです。
加圧トレーニングを発明して下さった佐藤義昭先生!ありがとうございます!研究者の皆さん!ありがとう
jございます!国際山岳ガイドの長岡健一さん!ありがとうございます!クライミング講習の仲間の皆さん!
古い山仲間のみんな!ありがとうございます!かみさん、子供たち、孫たち!ありがとねー!これからもよ
ろしくご指導応援を、よろしくお願いします!



    
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「加圧トレーニング」及び「KAATSU TRAINING」は(株)サトウスポーツプラザの商標です。
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